東京都内の歯科医院で壁掛け・天吊りエアコンの分解清掃を実施しました
2025年6月、東京都内の歯科医院にて、壁掛けエアコンと天吊りエアコンの分解清掃(エアコンクリーニング)を行いました。
この記事では、診療中のクリニックでプロがどのように安全かつ徹底したエアコン清掃を実施するか、その手順や使用機材、養生のコツなどを現場目線で詳しく紹介します。
患者様に快適で衛生的な空間を提供したいとお考えの歯科医院の院長先生にとって、参考になる施工事例です。
現場と準備
作業日は平日の日中(10:00~16:00)で、診療時間内に清掃を行いました。
院内には患者様がいらっしゃる状況のため、作業中は資機材の養生徹底や作業後の清掃、私語の声量にも細心の注意を払っています。
また、事前に分電盤(ブレーカー)の位置を確認し、必要に応じてエアコンの電源を落とせるように準備しました。
併せて、フィルター洗浄などに使用させていただく水場の場所も医院スタッフに確認しています。
経験上、医療施設での清掃は騒音や粉塵への配慮が特に重要であり、今回も緊張感を持って臨みました。
清掃に使用する機材や洗剤類も万全に準備しました。
主な準備品は以下の通りです。
- クリーニング用パッド各種、ペール(バケツ)と業務用バキューム(掃除機)
- サッシブラシ、高圧洗浄機
- 多用途に使える環境配慮型のエコ洗剤
清掃作業の手順
- 玄関先で機材を搬入し、床や設備を汚さないよう作業エリアを養生しました。
- 清掃前に院内の備品配置を写真撮影し、作業後に元の位置へ全て戻せるよう記録しました。
- まずエアコン周辺の物品を移動してスペースを確保します。
診療中のため作業箇所をビニールシートでしっかり養生し、対象エアコンの電源を分電盤で落としてから分解洗浄を開始しました。
壁掛けエアコン(2018年製・型式F28VTES-W)のカバーとフィルターを取り外し、内部のアルミフィンや送風ファンに付着したホコリ・カビ汚れを専用洗剤とポンプで丁寧に洗浄しています。
取り外したフィルターやカバーは院内の水場をお借りして洗い、乾燥後に元通り組み立てました。 - 続いて天吊りエアコン(2018年製・型式FHP80DG)についても同様に分解洗浄を実施しました。
高所での作業となるため脚立を使用し、安全に留意しながら内部のファンや熱交換器までしっかり洗浄しています。 - 清掃後、写真を参考にすべての備品を元の位置に戻し、現場を退出しました。
まとめ
本記事では、東京都内の歯科医院におけるエアコン分解清掃(壁掛け・天吊り)の工程を現場目線で詳細に解説しました。
診療中でも綿密な養生と段取り調整により、患者様の治療環境を損なうことなく清掃を完遂できることがお分かりいただけたかと思います。
医療施設の衛生管理や空調設備の性能維持の観点から、専門業者による定期的なエアコンクリーニングは欠かせません。
今回の施工を通じ、私自身も事前準備とスタッフ間の連携の大切さを再認識しました。
清掃後にはエアコンから心地よい風が送り出され、院長先生にも仕上がりにご満足いただきました。
今後もプロの清掃を通じて、快適で清潔な院内環境づくりのお手伝いができれば幸いです。