港湾運送企業営業所の清掃実績紹介

2025/04/18

監修者:福井 智明

港湾運送企業営業所の清掃実績紹介

今回は、港湾運送関連の企業様からご依頼をいただき、営業所の床と壁などの清掃を担当しました。作業時間は朝9時から夕方6時まで。長丁場でしたが、時間をかけた分だけ、床の仕上がりもピカイチです。今回は「剥離洗浄」といって、床の古いワックスや汚れをしっかり落とし、その上から新しいワックスを丁寧に塗る作業を行いました。

1. 施工準備

まずは作業に入る前の下準備から。今回は剥離洗浄+ワックス仕上げということで、ポリッシャーやモップ、専用洗剤、養生用のシートやテープなど、いろいろな道具を揃えて準備しました。

床だけをキレイにするためには、まわりにあるモノにも気を配るのが大事です。というわけで、清掃する範囲の周辺も養生して、汚水や洗剤が流れ出さないようにバッチリ対策。最後に、ホコリやゴミをざっと取っておくことで、洗浄がスムーズに進むようにしました。

2. 剥離洗浄

いよいよ本番の剥離洗浄。これは床に染みついた汚れや、古いワックスをきっちり落とすための工程です。専用の剥離剤を使って、ポリッシャーで床を磨きながら、こびりついた汚れを根こそぎ除去。広い床を端から端まで丁寧に作業するので、見た目以上に体力を使います。

洗浄の途中で出てくる汚水はその都度回収。床に残さず、常に清潔な状態を保ちながら進めていきました。

3. 仕上げ作業

汚れが取れたあとは、水洗いで床をリセット。これで洗剤や汚水が残らないようにします。床がしっかり乾いたところで、今度はワックスを2回に分けて塗っていきます。

この「2層塗り」が、仕上がりの決め手。1回目のワックスで下地を整え、2回目でピカッとしたツヤを出す。光の反射が変わるほど、床の表情もグッと変わります。

4. 復旧・チェック

仕上げが終わったら、最後の仕上げともいえる復旧作業。モップで余分な水気を取り除いたあと、乾き具合を確認してから、作業中に移動させた荷物を元の場所に戻していきます。最後に全体のチェックをして、問題がないことを確認してから現場を後にしました。

この営業所は毎日多くの人が行き来する場所。だからこそ、床がピカピカになると、全体の雰囲気も明るくなります。働く人たちが気持ちよく使える空間になるよう、今回も手を抜かずにしっかり仕上げました!

清掃って地味に思われがちですが、こうして目に見える変化があると、「やってよかったな」と思える作業です。

ビフォーアフター

この記事の監修者

KIREI produce 代表取締役  福井 智明

「KIREIを通じて人々の人生をより豊かに」「世界中をKIREIに」という理念のもと、住まい・ビル・店舗・施設など、あらゆる空間の清掃・メンテナンス事業や新サービス「コーペティションプラットフォーム」「Kirei One」の展開を牽引。
フランチャイズ事業や自社開発のCRM「コスモ」・研修システムなども通じて、現場で働く人たちの地位向上と、利用者の暮らし・ビジネスの課題解決に取り組んでいます。

著書 | 清掃業の起業・フランチャイズ成功法

『はじめてのお掃除起業』
(自由国民社, 2019年6月20日発売)
清掃業界で起業を考える方向けに、実体験をもとにした
具体的なノウハウや成功事例を解説。

メディア出演 | ハウスクリーニング業界の専門家として紹介
TV: 「news every.」「がっちりマンデー!!」「なないろ日和」 ほか

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