ポットホールを放置すると危険!アスファルトの穴埋め補修の手順と注意点

2026/03/04

道路に突然現れる危険な穴、ポットホールにお困りではないでしょうか。ポットホールの発生原因を知り、適切な補修の理由を理解することは、安全な交通環境を維持するために不可欠です。

この記事では、ポットホール補修の手順や注意点を、具体的なデータや専門的な知見を交えて徹底解説します。補修の効果や具体的な補修方法、使用される補修材の種類、そして気になる費用相場についても詳しく掘り下げていきます。

また、自分で行う作業の限界と、プロの作業がいかに重要か、信頼できる専門業者へ依頼する際のポイントまで、あなたが知りたい情報をまとめましたので、ぜひ参考にして下さい。
 

記事のポイント
  • ポットホールの発生メカニズムと放置した場合の具体的な危険性
     
  • 自分で補修を行う際のリスクと専門業者に依頼するメリット
     
  • アスファルト補修材の種類ごとの特徴と適切な補修方法の選び方
     
  • 補修にかかる費用の目安と信頼できる業者を見極めるポイント
     

目次

ポットホール補修の基本|手順や注意点を押さえる重要性

  • 道路に穴が?ポットホールの発生原因
     
  • ポットホール補修をしないとどうなるのか
     
  • 放置が招く車両や歩行者への危険性
     
  • なぜ今?ポットホールを補修する理由
     
  • 事故防止に繋がる早期補修の必要性
     
  • 補修による安全性向上という大きな効果
     

ポットホール補修の手順と注意点|自力補修と業者依頼

  • 種類があるポットホールの補修方法
     
  • 補修材の種類とそれぞれの用途
     
  • 気になる補修にかかる費用の目安
     
  • 自分で補修するのはおすすめできない
     
  • プロの作業と専門業者に依頼する利点
     

ポットホール補修の手順と注意点の総まとめ


ポットホール補修の基本|手順や注意点を押さえる重要性

 

道路に穴が?ポットホールの発生原因

道路を走行中、あるいは歩いている際、アスファルトの表面にできてしまった穴やくぼみ、それがポットホールです。この厄介な穴は、なぜ発生するのでしょうか。主な原因は、アスファルトの内部に侵入した「水」と、その後の「交通量」にあります。

 

水が引き起こすアスファルトの劣化プロセス

まず、アスファルトにできたわずかなひび割れから雨水などが浸透します。浸透した水は、アスファルトの下にある路盤(ろばん)と呼ばれる層にまで達することがあります。特に冬季、気温が0℃以下になると水は凍結し、体積が約9%も膨張します。 

この凍結と日中の融解が繰り返される「凍結融解作用」によって、アスファルト内部の骨材のかみ合わせが徐々に緩み、構造が脆くなっていくのです。

 

交通量が劣化を加速させる

構造が弱くなったアスファルトの上を、自動車やトラックなどの車両が通行すると、その衝撃や圧力によって脆くなった部分が剥がれ落ちます。

最初は小さな穴でも、車両が通過するたびに衝撃が加わり、穴の縁がさらに崩れていくことで、ポットホールは次第に大きく、そして深くなっていくのです。

このように、水の侵入による劣化と、日々の交通量が組み合わさることで、ポットホールは発生し、拡大していきます。


ポットホール補修をしないとどうなるのか

 

小さなポットホールだからといって、そのまま放置してしまうと、状況は着実に悪化の一途をたどります。穴が自然に塞がることは決してなく、むしろ時間の経過とともに様々な問題を引き起こす原因となります。

まず考えられるのは、ポットホール自体の拡大です。前述の通り、ポットホールの穴には雨水が溜まりやすくなります。水が溜まることで、アスファルトの劣化がさらに促進され、車両が通過する際の衝撃で穴はますます大きく、深くなっていきます。

最初はタイヤが少し落ち込む程度だったものが、やがてはホイール全体がはまるほどの大きさにまで成長することも珍しくありません。

また、一つのポットホールが、その周辺に新たなポットホールを生み出す原因にもなり得ます。大きな穴を避けるために車両が急なハンドル操作を行うと、想定外の場所に負荷がかかり、新たなひび割れが発生する可能性があります。

そこから水が浸透すれば、また同じプロセスをたどって新しいポットホールが生まれてしまうのです。このように、一つの放置が連鎖的な劣化を招き、路面全体のコンディションを著しく低下させることにつながります。

 

放置が招く車両や歩行者への危険性

ポットホールの放置がもたらす最も深刻な問題は、車両や歩行者に対する直接的な危険性です。これは単なる不快感にとどまらず、重大な事故を引き起こす引き金となり得ます。

 

車両に与える深刻なダメージ

自動車やバイクにとって、ポットホールはまさに「道路の罠」です。実際に、JAF(日本自動車連盟)が2023年5月に発表したデータによると、2022年度の一般道におけるロードサービス出動理由の第1位は「タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足」で、年間403,799件にも上ります。

これらのトラブル全てがポットホール起因ではありませんが、道路の陥没が原因となるケースも少なくありません。 

 

高速で走行中にポットホールに突っ込むと、タイヤやホイールだけでなく、衝撃によってサスペンションやアライメント(車輪の整列具合)に異常が生じ、修理に高額な費用がかかることもあります。

 

転倒や事故の直接的な原因に

ハンドルを取られて操作を誤り、対向車線にはみ出したり、ガードレールに衝突したりといった大事故につながる可能性も否定できません。バイクや自転車の場合は、わずかな衝撃でもバランスを崩しやすく、転倒のリスクが非常に高まります。

歩行者にとっても、ポットホールは危険な存在です。穴に足を取られて転倒し、捻挫や骨折などの怪我をする可能性があります。特に、高齢者や子供、そしてベビーカーを押している人にとっては、見過ごすことのできない障害物となります。

水たまりになったポットホールは深さが分かりにくく、予期せぬところで足を踏み外す危険が潜んでいます。
 

(出典:JAF「2022年度 JAFロードサービス出動理由」
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/road-service-report/fy2022-season


なぜ今?ポットホールを補修する理由

では、なぜポットホールを見つけたら、できるだけ早く補修する必要があるのでしょうか。その理由は、これまで述べてきた危険性を回避し、安全を確保するという一点に集約されます。

ポットホールを補修する最大の目的は、事故を未然に防ぐことです。車両の損傷やそれに伴う操作ミス、歩行者の転倒といったリスクを根本から取り除くためには、原因となっている穴を塞ぐ以外に方法はありません。

また、経済的な観点からも、早期の補修には大きなメリットがあります。道路の維持管理・更新には、国全体で年間数兆円規模の予算が投じられており、舗装の補修はその大きな割合を占めます。

小さな穴のうちに低コストで補修することは、より大きな破損へと進展し、大規模で高コストな工事が必要になるのを防ぐ「予防保全」の考え方にも合致します。これは、長期的に見て社会全体の費用を抑制することにもつながるのです。 


(参考:国土交通省 道路局「道路の老朽化対策」
https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/yobohozen/yobohozen.html


事故防止に繋がる早期補修の必要性

ポットホールの補修は、「問題が起きてから対処する」のではなく、「問題が起きる前に芽を摘む」という予防的な観点が大切です。

日本では、道路の設置または管理に瑕疵(欠陥)があったために他人に損害を生じさせた場合、国や地方公共団体はこれを賠償する責任を負うことが、国家賠償法第2条で定められています。

ポットホールの放置が原因で事故が発生した場合、道路管理者の責任が問われる可能性があるのです。これは私有地内の道路や駐車場でも同様で、土地の所有者・管理者が施設の安全管理義務を問われるケースも考えられます。

このような法的責任や最悪の事態を避けるためにも、ポットホールは発見次第、速やかに対処することが求められます。

早期の補修は、単に路面を平らにするだけでなく、そこに潜む重大な事故のリスクとそれに伴う様々な責任問題を未然に取り除くという、極めて重要な役割を担っているのです。

 

補修による安全性向上という大きな効果

ポットホールを適切に補修することで、道路環境は劇的に改善され、多くの肯定的な効果がもたらされます。最も大きな効果は、言うまでもなく安全性の向上です。

路面が平滑になることで、車両は安定して走行できるようになり、ハンドルを取られる心配がなくなります。これにより、運転手は運転に集中でき、予期せぬ挙動による事故のリスクが大幅に減少します。タイヤのパンクやホイールの損傷といった物理的なダメージからも車両を守ることができます。

歩行者や自転車利用者にとっても、路面が平らであることは安全に直結します。つまずきや転倒の心配なく、安心して通行できるようになるでしょう。特に、夜間や雨の日など、視界が悪い状況下での安全確保に大きく貢献します。

さらに、副次的な効果として、走行時の騒音や振動の低減も挙げられます。滑らかな路面はタイヤの転がり抵抗を減らし、快適な走行環境を提供します。これは、道路周辺の住民にとっても、騒音問題の緩和という形で良い影響を与える可能性があります。

 

効果的にポットホールを補修するには、プロの業者に依頼して、専門的なサービスを受けることが推奨されます。プロの持つ専門的な知識と経験値で、確実にポットホールを補修してくれます。


熟練の職人による最高級の仕事


Kirei One」では、上に紹介したポットホールの補修サービスを全都道府県で行っており、専門知識を持つ、経験値の高いスタッフを揃えています。

様々なお客様から依頼をいただいており、ポットホール以外にも清掃に関する技術と経験・お客様満足度は清掃業界内でも随一という自負を持っています。

常に適正なお見積もりを心掛けていますので、新たにポットホールの補修を考えている方は、ぜひ一度ご相談下さい。
 

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ポットホール補修の手順と注意点|自力補修と業者依頼

 

種類があるポットホールの補修方法

ポットホールの補修と一言で言っても、その方法にはいくつかの種類が存在します。現場の状況や求められる耐久性、予算などに応じて、最適な方法が選択されます。

 

常温合材(レミファルトなど)による補修

これは、一般的に最も手軽な方法で、DIYでも用いられることが多いです。常温で施工できるアスファルト補修材(常温合材)を、清掃したポットホールに充填し、スコップや車のタイヤなどで踏み固める(転圧する)というシンプルな手順です。緊急的な応急処置や、交通量の少ない私道などの補修に適しています。

 

加熱合材による補修

専門業者が行う本格的な補修方法です。アスファルトプラントで約160℃前後の高温に熱したアスファルト合材(加熱合材)を使用します。 

 

まず、ポットホールの周囲を四角く切り取り(カッター入れ)、劣化した部分を完全に取り除きます。その後、接着剤の役割を果たす乳剤を塗布し、そこに加熱合材を充填して、専用の機械(プレートコンパクターやロードローラー)で強力に転圧します。耐久性が非常に高く、幹線道路などの補修に用いられる標準的な工法です。
 

(出典:一般社団法人 日本道路建設業協会「低炭素(中温化)アスファルト舗装の手引き概要」
https://www.dohkenkyo.or.jp/katsudo_2/pdf/teitanso_gaiyo.pdf

 

パッチング工法

加熱したアスファルト合材を、高圧の空気でポットホールに吹き付ける方法です。作業が迅速で、交通規制の時間を短縮できるという利点があります。


補修材の種類とそれぞれの用途

 

ポットホールの補修に使われる材料(補修材)も、工法と同様にいくつか種類があり、それぞれに特徴と適した用途があります。

 

常温アスファルト合材

袋詰めなどで販売されており、ホームセンターなどでも入手可能です。開封してそのまま使用できるため、手軽さが最大のメリットです。ただし、加熱合材に比べると接着力や強度が劣るため、あくまで一時的な補修や応急処置と考えるのが良いでしょう。交通量の多い場所では、すぐに剥がれてしまう可能性があります。

 

加熱アスファルト合材

前述の通り、約160℃前後の高温で管理されるアスファルトです。専門業者でなければ扱うことができません。高い接着力と強度を持ち、適切に施工すれば、周囲のアスファルトと同等以上の耐久性を発揮します。本格的な補修には、この加熱合材が不可欠です。

 

樹脂系(エポキシ・ウレタンなど)補修材

アスファルトではなく、化学樹脂を主成分とする補修材です。硬化が早く、水に強いという特徴があります。コンクリートの補修や、特に水たまりができやすい場所のポットホール補修などに用いられることがあります。ただし、アスファルトに比べて高価になる傾向があります。


気になる補修にかかる費用の目安

 

ポットホール補修にかかる費用は、多くの要因によって変動するため、一概に「いくら」と断言することは難しいのが実情です。

 

DIY(自分で行う)場合

自分で補修を行う場合は、基本的に材料費のみとなります。常温アスファルト合材は、1袋(20kg程度)で2,000円から4,000円程度が相場です。小さな穴であれば1袋で足りるかもしれませんが、清掃用具や転圧のための道具などを別途用意する必要があるかもしれません。
 

専門業者に依頼する場合

専門業者に依頼する場合、費用は補修箇所の面積や深さによって大きく変わります。ごく小規模な補修(1平方メートル未満など)であっても、業者が現場に来て作業を行うための最低料金(出張費や人件費などを含む)が設定されていることが多く、一般的には3万円から5万円程度が最低ラインとなることが多いようです。

補修面積が広くなれば、それに比例して費用も増加します。例えば、数平方メートル規模の補修であれば、10万円以上になることも考えられます。専門業者の見積もりは、国土交通省の「土木工事標準積算基準書」などを参考に、材料単価や作業効率を基に算出されるため、一定の客観性があります。

正確な費用を知るためには、複数の専門業者に現場を見てもらった上で見積もりを依頼し、作業内容と費用の内訳を比較検討することが不可欠です。


出典:国土交通省「土木工事標準積算基準関係」
https://www.mlit.go.jp/tec/koujisekisan.html


自分で補修するのはおすすめできない

 

ホームセンターで補修材が手軽に購入できることから、「自分でやってみよう」と考える方もいるかもしれません。しかし、結論から言うと、一般の方が自分でポットホールを補修することは、多くの理由からおすすめできません。

第一に、適切な施工が非常に難しいという点が挙げられます。プロの作業では、補修箇所の清掃と乾燥が徹底的に行われます。穴の中に砂や小石、水分が残っていると、補修材がうまく接着せず、数週間で剥がれてしまう原因になります。

第二に、最も重要な工程である「転圧」が不十分になりがちです。専門業者はプレートコンパクターなどの専用機械で強力に締め固めますが、人力でスコップの裏で叩いたり、車のタイヤで踏んだりするだけでは、十分な密度を得られません。転圧が不十分な補修箇所は強度が低く、車両が通行するとすぐにまた凹んでしまいます。 第三に、安全上のリスクが伴います。

たとえ私道であっても、作業中に他の車両が進入してくる可能性はゼロではありません。作業に集中するあまり、周囲への注意が散漫になり、思わぬ事故に巻き込まれる危険性があります。

 

プロの作業と専門業者に依頼する利点

自分で補修する場合の難しさと比較すると、専門業者に依頼する利点は非常に明確です。

最大の利点は、やはり「仕上がりの品質と耐久性」です。専門業者は、国土交通省が定める「舗装施工便覧」などの基準に基づき、品質管理を徹底しています。

現場の状況を的確に判断し、最適な工法と材料を選択してくれます。専用の機材で強力に転圧するため、DIYとは比較にならないほど高強度で長持ちする補修が実現します。

次に、「安全性と確実性」が挙げられます。業者は、カラーコーンや誘導員を配置するなど、安全管理を徹底した上で作業を行います。これにより、作業中の事故のリスクを最小限に抑えることができます。また、必要な道具や材料をすべて準備してくれるため、依頼者側が何かを用意する必要は一切ありません。

さらに、多くの業者では施工後の保証を設けています。万が一、補修箇所に早期の不具合が生じた場合でも、無償で手直しをしてもらえるケースが多いです。費用はかかりますが、それに見合うだけの品質、安全性、そして長期的な安心感を得られるのが、プロに依頼する最大のメリットです。

 

出典:国土交通省 「舗装の構造に関する技術基準」
https://www.mlit.go.jp/road/sign/pavement3.html

出典:国土交通省「土木工事標準積算基準関係」
https://www.mlit.go.jp/tec/koujisekisan.html


ポットホール補修の手順と注意点の総まとめ

 

ポットホールを効果的に補修したい方にとって、プロの業者に依頼して、専門的なサービスを受けることは検討すべき内容です。

実際に利用されるお客様の視点から考えると、ポットホールが綺麗に補修され、安心感が上がる利点は大きいです。

また、ポットホールがなくなることによって、道路をお使いになる方の満足感にも繋がります。 実際に毎日利用される方にとって、道路の補修がいかに効果的か、お分かりになったと思われます。 ​

 

  • ポットホールの原因はアスファルトに侵入した水分の凍結融解作用
     
  • 水は凍結すると体積が約9%膨張しアスファルト内部を破壊する
     
  • 車両の通行が劣化を加速させ穴を拡大させる
     
  • 放置するとポットホールは自然に悪化・拡大する
     
  • JAFの調査ではタイヤ関連のトラブルがロードサービス出動理由の上位を占める
     
  • ハンドルを取られ重大な事故を引き起こす危険性がある
     
  • 歩行者や自転車の転倒事故にもつながる
     
  • 補修の最大の理由は事故を未然に防ぎ安全を確保するため
     
  • 早期補修は将来的な大きな損害や費用を防ぐ「予防保全」につながる
     
  • DIYでは常温合材を使った応急処置が一般的
     
  • 専門業者は約160℃の加熱合材を使用し本格的な補修を行う
     
  • DIYでの補修は清掃や転圧が不十分になりがちで推奨できない
     
  • 専門業者に依頼すれば高品質で耐久性の高い仕上がりが期待できる
     
  • 費用は補修面積や状況で変動するため複数業者からの見積もりが不可欠
     
  • 業者選びでは実績や「舗装施工便覧」等の基準遵守、保証の有無を確認することが大切

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Kirei One」では、上に紹介した内装工事をはじめ、さまざまなリフォームを全都道府県で行っています。

常に適正なお見積もりを心掛けていますので、リフォームを希望される方や依頼を考えている方は、ぜひ一度ご相談下さい。
 


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